2013年04月30日

【PF.B】ピラストリノ要塞防衛

 戦車戦シミュレーションの最高峰たるパンツァーフロントB型はすでに全クリしているのですが、納得いかない戦果等もあるので再プレイしています。


【PF.B】ピラストリノ要塞防衛

 目下のところ、フォート・ピラストリノを攻略中。

 以下続きから。



【PF.B】ピラストリノ要塞防衛


 このミッションはトブルク門前の要衝たるピラストリノ要塞が舞台となっています。プレイヤーはイタリア軍の戦車小隊を指揮し、数で勝るオーストラリア軍とイギリス軍に対して奮闘しなければなりません。主にオーストラリア軍と戦うことになります。その上、アフリカ航空団のハリケーンが飛来し、地上攻撃を行っていきます。

【PF.B】ピラストリノ要塞防衛

 敵味方共にイタリア戦車を使用していますが、色が違っている上にカンガルーの識別マークで見分けることができます。ちなみに敵味方を識別アイコンは表示していないので、常に周囲を警戒する必要があります。

 自小隊はM11/39という旧型戦車を装備していて、主力たるM13/40の敵ではありません。車体に固定された37ミリ砲では近接しない限りM13/40の車体前面をブチ抜けず、逆に47ミリ砲で中距離から簡単に撃破されてしまいます。その上、連装機銃を積んだ砲塔が目立って被弾しやすいです。対戦車銃(ここではボーイズATR)でも簡単に貫通します。

 しかしイタリア戦車は側面装甲が貧弱なのでうまく回り込めればM11/39でも遠距離からM13/40を撃破可能です。ようはやり方次第です。(後面だとエンジンが邪魔してくれます。3号の50ミリ長砲身でもきつかった)

 でもせめて砲を旋回砲塔に積むか、連装機銃砲塔を無くしてほしいw

 砲塔と砲を外して、75ミリ砲を開放式の戦闘室に積んだらええやん、というM11/39全否定の妄想をしたりしますが、短すぎる活躍期間ですから改造する前に全部消耗したでしょう。生産数100台前後といいますし。つーかそれってせもb




【PF.B】ピラストリノ要塞防衛

【PF.B】ピラストリノ要塞防衛


 今までの最高スコアは3537点。しかも自小隊は全滅です。なんとか自小隊を生き残らせて、なおかつ飛行場のイギリス軍を叩きたいというのが目下の夢。



【PF.B】ピラストリノ要塞防衛



 戦車の内部から見る外部。倍率は低いですが、360度回転するので案外べんりです。


【PF.B】ピラストリノ要塞防衛


 で、現在は「陣地を放棄し、トーチカ陣地へと大きく迂回し敵後方を突破、敵戦車を後方から攻撃する」戦法をとっています。この方法だと上手く行けば敵戦車多数を簡単に撃破することができますが、失敗したときのリスクも高いです。

 というのも、オーストラリア軍の戦車隊は前衛・中衛・後衛さらに増援隊に別れて進軍してくるため、どうしても後衛の3両から叩く必要があります。




 以下で攻略していきます。





戦力とメモ


オーストラリア軍

・前衛
戦車小隊2個(M13/40×3)
歩兵小隊多数(3個?)
◯6台の戦車が強力。開始直後の砲撃で歩兵にダメージを与えやすい。また友軍の対戦車砲でダメージを受けるのもこいつらだが、そのころには友軍の反撃隊が殲滅されているという。

・中衛
戦車小隊1個(M11/39×1小隊長車、M13/40×2)
装甲車小隊1個(ボーイズATRを積んだユニバーサルキャリア×3、戦車扱い)
輸送小隊1個(歩兵1個分隊を輸送するトラック×3)
◯キャリア小隊の対戦車銃がうるさい、撃破判定が難しい。後衛を攻撃するときにこの戦車小隊がしばしば反撃してくる。

・後衛
戦車小隊1個(M13/40×3)
歩兵1個小隊
補給小隊(トラック×3)
◯楽勝。ここの戦車はオーストラリア軍側でのプレイヤー小隊だが、AIはなぜか戦闘に参加しようとしない(予備?)。反撃もノロマなので容易く撃破できる。側面ならね。


・トーチカ陣地攻撃隊
戦車小隊1個(M13/40×2、M11/39×1)
歩兵小隊1個(迫撃砲なし?)
◯楽勝。トーチカと対戦車砲が開始直後に戦車を始末する。歩兵はボーイズATRを装備しているので注意。1人だけこっちを向いている場合、かなりの確立で機関銃手か対戦車銃手。

・増援隊
M13/40小隊数個
M11/39小隊1個
マチルダMk.Ⅱ小隊1個(イギリス軍)
◯ある程度の敵戦車を撃破すると、後方から増援隊が出現する。投入場所は南東から。M13/40の小隊は南からも出現する。マチルダはイレギュラーですどうしろと言うんだ。


イタリア軍

・要塞線
多数の歩兵(20ミリゾロータン対戦車銃装備)
多数の47ミリ対戦車砲
L3軽戦車(対戦車型)×4
◯豪州軍の歩兵が強力なせいか47ミリ砲はそれほど活躍しない。マチルダには効かないが、マチルダも有効な反撃はできない。あ、L3棺桶が役に立った試しはない。標的?

・反撃隊
戦車小隊(M13/40×5)
◯敵前衛の戦車部隊に攻撃を行い、その後要塞外部に出て砲兵陣地まで退却する(ちょっと不明)。しかし要塞外に出る前に殲滅されることが多い。上手く支援すれば強力である。

・砲兵陣地
少数の歩兵、対戦車砲
野砲小隊2個(75ミリ砲×6)
戦車小隊2個(M13/40×4及び×5)
◯アフリカ航空団の主目標。野砲前列はたいてい全滅する。戦車小隊は始め後方に配置されているが、敵が砲兵陣地まで接近してくると2方向から反撃する。前述の反撃隊の生き残りまたは別小隊?が地雷源近くで防衛することもある。

・フォート・ピラストリノ
トーチカ数個
歩兵多数
◯鉄条網で囲まれた強力な陣地。意外なことにマチルダはトーチカに弱く(そらそうだわな)、かなりの確立で乗員が車両を放棄する。この陣地とプレイヤーの働きのおかげで、ほっといても勝利できる。


飛行場関連は無記載で。





 全体として、オーストラリア軍は次から次へと増援隊を繰り出してきますので側面攻撃の際は注意が必要です。またハリケーンの地上攻撃は絶大な威力を誇るので、なるべく砲兵陣地の近くには行かないように。補給も命がけです。

 攻略本では反撃隊のM13/40後方から故障狙いの砲撃を仕掛けますが、あんまり面白くないので迂回突破します。





 まず開始直後、自車イエナは左に旋回しトーチカを目指します。僚車のルポをトーチカ陣地に沿って前進させ、ジンギアーレとセルペンテは後退させます。そのままの位置だと、敵前衛の攻撃でなす術もなく撃破されます。

 トーチカに到達する頃にはトーチカ陣地攻撃隊の敵戦車が撃破されているはずです。トーチカまでの移動時は敵前衛の発砲に注意。ルポと合流次第、敵歩兵を掃討します。右手にある丘には登らないこと。敵中衛と鉢合わせします。
(やってもいいですがキャリアを含め6台+後衛3台の相手は不可能です。腕と運に自信がある方のみHit & Run で)
 このとき、敵前衛の歩兵に砲撃要請しましょう。

 その後、敵中衛が鉄条網を越えたらそこに煙幕を展開し、ルポ車と共に道路を前進。右手にいるM13/40を射撃します(おそらく「2時方向にM13/40!」とか表示されるでしょう)。
 時間をかけると敵に発見されますので、迅速に射撃して一気に撃破します。道路からなら車体角度・距離共に理想的です。ルポは歩兵に気を取られているかもしれないので、攻撃指示を出してもアテにはしないよう。

 敵戦車を撃破したらルポと共同で輸送トラックを榴弾で射撃、歩兵は放っておきます。すぐ敵増援のM13/40が来ますので、鉄条網を越えてキャリアを攻撃します。撃破しなくてもいいので戦闘能力を奪います。1発でも当たれば乗員戦死&放棄を誘えます(撃破判定は期待しない)。

 おそらく中衛の敵戦車が砲塔を回転させてくるので、全速力でトーチカ陣地側に退避。ここでジンギアーレとセルペンテをトーチカ陣地に呼び寄せます(最初から呼んでもいいのですが、後方襲撃に失敗したときに面倒なので。ここは好みです)。

 ジンギアーレとセルペンテの到着を待たず、丘を越えて敵中衛を射撃します。周りには敵歩兵が散らばっていますが無視。M13/40を優先して破壊します。

 中衛を撃破したら4台で小隊を組み(2台小隊2個でもいいでしょう)、敵前衛の戦車を攻撃。すでに反撃隊との激戦になっていますから、気を取られている隙をついて側面を撃ちます。簡単に撃破できるでしょう。やっぱり僚車の対戦車戦闘は期待しないように。

 前衛撃破後、しばらく経つと要塞外部を縦隊で前進する敵M13/40小隊が見えますので、遠距離でも構わず撃ちます。これも簡単に破壊できるでしょう。ふと周囲を見渡せば、僚車が歩兵とトラックを攻撃しているはずです。ハリケーンが野砲陣地を攻撃しているかもしれません。

 この頃になると先ほど後方に出現した敵の増援隊がトーチカと対戦車砲陣地に引っかかり、撃破されているでしょう。すると最強……ではなく最硬の敵、マチルダ重戦車が戦場に到着したはずです。場合によってはM11/39小隊も到着する(またトーチカと対戦車砲陣地に引っかかる)かもしれません。

 マチルダの足は遅いので逃げる暇があります。すぐに砲兵陣地~地雷原前面の道路まで後退し、そこでマチルダを待ち構えます。徹甲弾の残りが少なくても気にしない。

 マチルダが丘を越え、砲の照準機が彼女を捉えたらすかさず撃ち始めます。徹甲弾がなくなったら榴弾で撃ち、とにかく乗員負傷と損傷を狙います。マチルダが距離1500まで近付いたらすぐさま後退し、砲兵陣地の補給所まで後退しましょう。できれば徹甲弾を大量に積みます。

 さて、マチルダ嬢は一直線に砲兵陣地を目指します。途中でマチルダが1台でも離脱すれば、砲兵陣地はより火力を集中できます(砲故障もあれば鬼に金棒です)。というわけで自小隊は再び迂回、飛行場側に丘を下ってマチルダの後方に出ます。敵の後方から履帯を狙って撃ち、敵の脱落を誘うのです。

 ルポとセルペンテを囮として全速力で走らせ、敵の注意を惹かせる方法もあります。マチルダの砲塔が横を向いている内に接近し、機関銃で砲身を撃てば敵は発砲できなくなるでしょう。ただこの方法はかの2台が犠牲になりやいです。

 反撃隊のM13/40が9台のマチルダを挟むように前進し、被弾の衝撃に耐えかねた乗員が全てのマチルダから脱出すると、オーストラリア軍は攻撃を停止します。イタリア軍の勝利です。





 これが私の作戦ですが、うまく行ったことは一度もないです!(キリッ)
後衛襲撃まではいいんですがね……。


【PF.B】ピラストリノ要塞防衛


 射撃しようとしたら歩兵の射撃で砲が潰れていたこともありました。


【PF.B】ピラストリノ要塞防衛

 当然やられますわな。撃てねえんだもん。

 ここ最近2回の戦果は以下の通り。1枚目は砲が潰れたときの戦果。



【PF.B】ピラストリノ要塞防衛

 わずかスコア144点。


【PF.B】ピラストリノ要塞防衛

 後衛攻撃に成功したものの、中衛からの射撃でやられた時。ルポがATRキャリアを撃破していますが、いつも放棄扱いで撃破にならんのから結構珍しいです。どのみち646点。


 次回からはフォート・ピラストリノのプレイ日記みたくなるはずです。もっとあっさりするでしょう。

 目標は3500点のスコア更新と、自小隊の生存。

 おそらくスコア更新に生存は不可欠でありましょう。




 地道にプレイしていきます。


 あ、今度プラモデルの記事上げます。戦車ね戦車。





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Posted by ラクの戦争は終わった at 22:10│Comments(0)パンフロのプレイ雑記
 
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