2013年11月06日
WWⅡフィンランド軍のヘルメットについてうだうだ
小さな試験を終えたので更新。今回の記事はフィンランド軍のヘルメットについて、少し書いてみようかと思います。
例によって翻訳しただけみたいな記事ですが、まあどうでしょう?
例えばこれ。WTMの台紙にもなった有名な75ミリ対戦車砲Pak40砲兵の写真ですが、たった4人しかいないのに3種類のヘルメットが使われています!
左からチェコ、ドイツないしハンガリー、チェコ、イタリア製ですかね……(自信ないです)。
注:ヘルメットの種類や数量などはFinnish Junkyard Helmets(http://netti.nic.fi/~junkyard/helmets.html)を参考にしています
あ、長くなりそうなので続きへ。
例によって翻訳しただけみたいな記事ですが、まあどうでしょう?
例えばこれ。WTMの台紙にもなった有名な75ミリ対戦車砲Pak40砲兵の写真ですが、たった4人しかいないのに3種類のヘルメットが使われています!
左からチェコ、ドイツないしハンガリー、チェコ、イタリア製ですかね……(自信ないです)。
注:ヘルメットの種類や数量などはFinnish Junkyard Helmets(http://netti.nic.fi/~junkyard/helmets.html)を参考にしています
あ、長くなりそうなので続きへ。
WWⅡフィンランド軍は多種多様なヘルメットを使用していました。大きく分けると3種類+αです。
1つ目はドイツやハンガリーのヘルメット。ドイツのモノはWWⅠ型の方が多かったようです。
204,300個も使われた、正真正銘の主力ヘルメットですね。フィンランド独立には帝政ドイツが絡んでいるので、当たり前かもしれません。
しかしM16とかM35とかM42とか、判別できない……私には全部石炭バケツに見えます(迫真)。
リンク先によれば、冬戦争でフィンランド軍が使用したドイツ軍ヘルメットはM16、M17、M18とのこと。
M35以降のヘルメットは1941年より後らしいです。
ホントに区別がつかないので、とりあえずまとめてトライドーム型と呼びます。
トライドームが何を意味をするのか忘れ果てましたが……。
2つ目はチェコのヘルメット。上の写真はチェコ製のm/34ヘルメット……だと思います。
50,000個が使われたそうですが、なぜかチェコスロバキア消滅後の1940年に到着しています。
このころはまだドイツはソ連を支援していたはずだと思いましたが、果たして……?
この写真はすごくお気に入りです。1944年の夏の撮影と聞きました。
ここに来た人は知っていると思いますが、念のため。
この人が持っているのはスオミKP/-31短機関銃(M1931とも書かれます)で、ソ連のPPSh-41ではありません。
3つ目はスウェーデン製のものでした。
スウェーデン製のm/37型はフィンランドでもm/40として生産され、その合計数はハンガリー製m/38を越えています。
惜しいことに合計86,893個です。何が惜しいんだ。
この「砲」はラハティL-39対戦車銃、20ミリ弾を撃ち出すT-26キラーです。念のため。
また旧式のm/21型もわずかに輸入されていたようです。
買ったというより、スウェーデン義勇兵が置いていったみたいですね。
似たような形のロシア製m/17はてっぺんがとんがっているようで、識別しやすいかな?
よくみるとこのKP/-31短機関銃のボックスマガジン、50連にしては細いですね。
40連もあるんでしたっけ?
その他のヘルメット……イタリアのM33とかソ連製SSh-40とかはまあ、最初に書いたリンク先を見るといいんでないですかね。
小国にしては異常なほど写真があるフィンランド軍ですが、写真を見ると結構おもしろいことに気付きます。
ここまでスウェーデン型とイタリア型が混ざっていると別の軍隊にも見えます。
いちおうトライドーム型ヘルメットも混ざっていますね。
イタリア型と言いましたが、もしかしたらソ連製かもしれません。
M33型とSSh-40はよく似ていて、やっぱり識別できないんです(私は)。
ヘルメットの縁が太めなのがM33型……と覚えていますが、本当にややこしゅうございます。
心なしか、前線の歩兵部隊にはトライドーム型とスウェーデン型が多いような気がします。
これはSSh-40(ソ連製M40型ヘルメット)でしょう。自信あります。
自信とはいつでも砕かれるモノのことです。
またPak40砲兵。トライドーム型とスウェーデン型が半分づつくらいで、おまけにチェコ型がいますね。
チェコとスウェーデン。砲兵隊はトライドーム型が少ないように思います。
対戦車砲あたりだとまだ多いですが、後方になるに従って少なくなるような。
まあ言ってるそばからこれなんですけどね!
都市防空の要である88ミリ対空砲です。当然ながらかなり後方。
しかし、見事にみんなトライドーム型です。
以前、オーストラリアで復元されたフィンランド軍のボフォース対空砲射撃映像を見ましたが、半端なくこわいです。
ドンッ!ドンッ!ドンッ!みたいな感じで。
記録映像でも地上掃射を行っているものがあるので、けっこう重宝されたんですかね。
なんのはなしだっけ?
右の人のヘルメットはなんでしょう?パッと見、チェコっぽい気がしたんですが、スウェーデン型っぽい気も。
あと、フィンランド兵ってけっこうヘルメットなしで戦っています。軽歩兵部隊(猟兵部隊)なんですかね。
手前の人は拳銃しか持っていません。オソロシ
シッシ戦(ゲリラ戦)をする国境警備隊や猟兵部隊はみんな野戦帽ですね。
しかもみんな自動火器。あたりまえといえばそうですけども。
あと髑髏のマークとか。
髑髏マークの由来を「ヴィーキング師団に行った連中」が描いたものだとずーっと勘違いしていたのですが、
どうもぜんぜん違ったみたいです。まだまだ不勉強……。
あとでソースを読み直してみたら「髑髏つけてる奴はみんなナチだろ?(意訳)」みたいなことを言っているフォーラムでした。
情報の取捨選択というのは難しいですね……。
とまあ、そんなこんなで適当に写真をならべて適当なことをお話ししました。
今はスウェーデン義勇兵団SFKにはまっていて、フィンランド軍歩兵師団そっちのけで調べています。
スウェディッシュ・モーゼルからフィンランド海軍沿岸歩兵部隊に興味を持ったり。
まあ全然装備あつまんないんですけどね!!!
いまだにフィンランド軍装備モドキの「モドキ」の3文字を外せないでいるラクがお送りしました。
来年は国内軍にも手を出すのか……たまげたなぁ(驚愕)。
そうなったらドイツのM35を……と思ったんですけど、冬戦争には間に合わないらしい。
そのときはまあ、ハンガリー製と言うことで押し通そう(ハンガリー製も40年の2月到着だった)。
いろいろ気にし始めると終わらなくなるので、M35を買ったとしても「トライドーム型ヘルメット」ということにしておきます。
私も装備おじさん予備軍なのではと思う今日この頃、気をつけねば。
1つ目はドイツやハンガリーのヘルメット。ドイツのモノはWWⅠ型の方が多かったようです。
204,300個も使われた、正真正銘の主力ヘルメットですね。フィンランド独立には帝政ドイツが絡んでいるので、当たり前かもしれません。
しかしM16とかM35とかM42とか、判別できない……私には全部石炭バケツに見えます(迫真)。
リンク先によれば、冬戦争でフィンランド軍が使用したドイツ軍ヘルメットはM16、M17、M18とのこと。
M35以降のヘルメットは1941年より後らしいです。
ホントに区別がつかないので、とりあえずまとめてトライドーム型と呼びます。
トライドームが何を意味をするのか忘れ果てましたが……。
2つ目はチェコのヘルメット。上の写真はチェコ製のm/34ヘルメット……だと思います。
50,000個が使われたそうですが、なぜかチェコスロバキア消滅後の1940年に到着しています。
このころはまだドイツはソ連を支援していたはずだと思いましたが、果たして……?
この写真はすごくお気に入りです。1944年の夏の撮影と聞きました。
ここに来た人は知っていると思いますが、念のため。
この人が持っているのはスオミKP/-31短機関銃(M1931とも書かれます)で、ソ連のPPSh-41ではありません。
3つ目はスウェーデン製のものでした。
スウェーデン製のm/37型はフィンランドでもm/40として生産され、その合計数はハンガリー製m/38を越えています。
惜しいことに合計86,893個です。何が惜しいんだ。
この「砲」はラハティL-39対戦車銃、20ミリ弾を撃ち出すT-26キラーです。念のため。
また旧式のm/21型もわずかに輸入されていたようです。
買ったというより、スウェーデン義勇兵が置いていったみたいですね。
似たような形のロシア製m/17はてっぺんがとんがっているようで、識別しやすいかな?
よくみるとこのKP/-31短機関銃のボックスマガジン、50連にしては細いですね。
40連もあるんでしたっけ?
その他のヘルメット……イタリアのM33とかソ連製SSh-40とかはまあ、最初に書いたリンク先を見るといいんでないですかね。
小国にしては異常なほど写真があるフィンランド軍ですが、写真を見ると結構おもしろいことに気付きます。
ここまでスウェーデン型とイタリア型が混ざっていると別の軍隊にも見えます。
いちおうトライドーム型ヘルメットも混ざっていますね。
イタリア型と言いましたが、もしかしたらソ連製かもしれません。
M33型とSSh-40はよく似ていて、やっぱり識別できないんです(私は)。
ヘルメットの縁が太めなのがM33型……と覚えていますが、本当にややこしゅうございます。
心なしか、前線の歩兵部隊にはトライドーム型とスウェーデン型が多いような気がします。
これはSSh-40(ソ連製M40型ヘルメット)でしょう。自信あります。
自信とはいつでも砕かれるモノのことです。
またPak40砲兵。トライドーム型とスウェーデン型が半分づつくらいで、おまけにチェコ型がいますね。
チェコとスウェーデン。砲兵隊はトライドーム型が少ないように思います。
対戦車砲あたりだとまだ多いですが、後方になるに従って少なくなるような。
まあ言ってるそばからこれなんですけどね!
都市防空の要である88ミリ対空砲です。当然ながらかなり後方。
しかし、見事にみんなトライドーム型です。
以前、オーストラリアで復元されたフィンランド軍のボフォース対空砲射撃映像を見ましたが、半端なくこわいです。
ドンッ!ドンッ!ドンッ!みたいな感じで。
記録映像でも地上掃射を行っているものがあるので、けっこう重宝されたんですかね。
なんのはなしだっけ?
右の人のヘルメットはなんでしょう?パッと見、チェコっぽい気がしたんですが、スウェーデン型っぽい気も。
あと、フィンランド兵ってけっこうヘルメットなしで戦っています。軽歩兵部隊(猟兵部隊)なんですかね。
手前の人は拳銃しか持っていません。オソロシ
シッシ戦(ゲリラ戦)をする国境警備隊や猟兵部隊はみんな野戦帽ですね。
しかもみんな自動火器。あたりまえといえばそうですけども。
あと髑髏のマークとか。
髑髏マークの由来を「ヴィーキング師団に行った連中」が描いたものだとずーっと勘違いしていたのですが、
どうもぜんぜん違ったみたいです。まだまだ不勉強……。
あとでソースを読み直してみたら「髑髏つけてる奴はみんなナチだろ?(意訳)」みたいなことを言っているフォーラムでした。
情報の取捨選択というのは難しいですね……。
とまあ、そんなこんなで適当に写真をならべて適当なことをお話ししました。
今はスウェーデン義勇兵団SFKにはまっていて、フィンランド軍歩兵師団そっちのけで調べています。
スウェディッシュ・モーゼルからフィンランド海軍沿岸歩兵部隊に興味を持ったり。
まあ全然装備あつまんないんですけどね!!!
いまだにフィンランド軍装備モドキの「モドキ」の3文字を外せないでいるラクがお送りしました。
来年は国内軍にも手を出すのか……たまげたなぁ(驚愕)。
そうなったらドイツのM35を……と思ったんですけど、冬戦争には間に合わないらしい。
そのときはまあ、ハンガリー製と言うことで押し通そう(ハンガリー製も40年の2月到着だった)。
いろいろ気にし始めると終わらなくなるので、M35を買ったとしても「トライドーム型ヘルメット」ということにしておきます。
私も装備おじさん予備軍なのではと思う今日この頃、気をつけねば。